こんにちは、ドイツ在住の Mizuki です。
実は現在妊娠中で、もうすぐ臨月を迎えようとしています。現在33歳です。
今回の妊娠が初めてなので、第一子の妊娠となります。
今日は私が住んでいるドイツで試した私の妊活方法をみなさんにシェアしてみようと思いまとめてみました。
私の妊活歴は1年以下、むしろ真剣に妊活した時期は2~3カ月くらいです。
ただし、これには個人差もありますし、残念ながら誰もが妊娠できるとも限りません。
当記事では、あくまでも私が自分なりに試した妊活で実際に妊娠できたという経験談をお伝えできればなと思っています。
参考になるかどうか分かりませんが、最後まで見ていって下さると嬉しいです。
目次
妊活を始める前に準備したこと
1. 予防接種および検診
妊活をいざしようと思って調べてみたら、麻疹や風疹などの予防注射を過去に打ったことがあるのかが大切だと分かりました。
もし過去にそれらの病気にかかっていなかったり、予防接種をしていない場合は妊活前に接種しておくことをおすすめします。
私は子どもの頃に麻疹や風疹、おたふく風邪にかかっていたり、一部は予防接種をしていたのですが、妊活前にこれら全ての予防接種をしておきました。
というのも、すべて予防接種をしているのであればよかったのですが、当時診断されただけの病気もあったのです。
診断が誤診だったという場合もあるようで、その場合免疫がない状態で妊娠となり、感染のリスクが高くなるとインターネットで知りました。
妊娠中でもできる予防接種はあるのですが、妊娠中打ってはいけないワクチンもあります。
また、半年の期間をあけて2回ワクチンを打つ必要があったため、妊活をする半年以上前から予防接種を事前にしておきました。
ちなみに、ドイツでワクチンを打ってもらった場合、黄色いワクチンパスポート(Impfpass)に記載してもらいます。
もしまだ持っていない人は、初めてワクチンを打つ病院で発行してもらってください。産婦人科への初めての検診でもこの Impfpass を持っていくと便利です。
また、年齢的にも毎年「子宮頸がん」の検診を受けていました。こちらは妊娠中でもしてもらえるのですが、時期的にも産婦人科で検査してもらっていました。
ちなみに、ドイツ語で子宮頸がんの検査は Krebsvorsorge といいます。
2. 基礎体温をつける
妊活を始める少し前くらいから、口内で測るタイプの体温計で基礎体温をつけていました。
基礎体温は朝起きてすぐ、ベッドの中で測るのが一番正確だそうで、アプリを使って毎朝体温を記録していました。
私が使っていたアプリは「生理排卵トラッカー」というアプリです。
基礎体温をつけることによって、アバウトですがいつ排卵しやすい時期なのか知れるため、毎朝かかさずつけていました。
また、生理日も記録できるので、生理日の間隔も知ることができます。
3. 葉酸(Folsäure)の摂取
妊娠中は必ずと言っていいほど接種したい葉酸。
私は妊活すると決めた時から毎日、葉酸とDHAをセットで飲んでいました。
私が妊活中に接種していた葉酸は「dm」で売っているこちら↓です。
葉酸はどこのドラッグストアでも買えるのですが、ドイツのサプリメントって凄く大きいんですよね。
私はサプリが大きいと吐き戻しそうになっちゃうので、このdmの葉酸はドイツではまだ小さめの大きさだったため、こちらを接種していました。
ちなみに、妊娠初期まではこの葉酸を接種していました。
妊活を始めるタイミング
実は1年半前から妊娠を希望していました。
ただ、実際に妊活を始めるまでにかなり時間がかかったというのが事実です。
妊活に取り掛かるまでに時間がかかった理由の1つが、上記「妊活を始める前に準備したこと」で書いたように、予防接種のために半年少し妊活を停止しなければならなかったためです。
妊娠してしまったら打てないワクチンがあり、そのワクチンを打っていないと母体にも子どもにもリスクがあると知ったからです。
2つ目の理由は、当時の環境です。
私が妊活をしている期間がまさに Umschulung と言って、職業転換訓練をしている最中だったのです。
職業転換訓練は Ausbildung と似たようなもので、ドイツ国家認定の資格が取れる訓練です。詳しくは別記事をご参照ください。
ドイツで新しい職業にチャレンジ!Ausbildungと同じ資格が取れる、2年間の職業転換訓練(Umschulung)について 職業訓練(Ausbildung)と職業転換訓練(Umschulung)どっちするべき?ドイツ商工会議所(IHK)の資格を取ろう!
この職業転換訓練中、ものすごいストレスを抱えていました。
ドイツという異国に住み、ドイツ語でドイツ人と同じことをしないといけなかったのです。試験へのプレッシャーや、語学によるハンデにより難易度がかなり高かったです。
訓練中、早く妊娠して途中で辞めたい!なんて何度思ったことか……。
ワクチンを打ち終わり、妊活が出来ると思い始めてみましたが、ストレスが主な原因で思うように妊娠しませんでした。
それにストレスが多かった時期に、妊活のために性行為をするのがしんどい時もありました。
訓練から逃げたいために妊娠するのか?でも年齢的にも……という葛藤とも戦っていました。この時期はタイミングが悪く、妊活をする時としない時がありました。
しかし、訓練が終わる数カ月前に、妊娠したことが発覚。
ところが化学流産してしまい、最後まで頑張ったのだからと、まずは訓練を終えてから本格的に妊活をしようと決めました。
なお、ストレスが多いと妊娠しにくいようですので、これから妊活される方は環境にも配慮されるといいかもしれません。化学流産した時はまさにストレス真っ只中でした。
しかし、試験が終わった1カ月後にすぐ妊娠し、もうすぐ臨月を迎えることとなりました。
私が試した妊活の方法
1. 食生活の見直し
妊活を本格的に始めてからは、食生活も見直すようにしていました。
特に気をつけていたのは、できるだけビタミンを取ることと、油を控えることでした。
サラダ油からオリーブオイルに変えたり、揚げ物を食べる頻度を少なくしたり。
ただ食生活で気を付けていたのはそれくらいで、とにかく油の接種を少なくしたことが一番でした。
2. 基礎体温をつける
妊活前からもつけていた基礎体温は継続していました。
妊活前から基礎体温をずっとつけていたことにより、生理日の間隔がわかったのが一番よかったと思います。
私は生理不順なことも多く、過去に3カ月も生理がなかった時期もあったくらい。
でも、基礎体温をつけて生理日もしっかり把握するようになってから、約32日という周期で生理が来るようになっていました。
気持ちの持ちようかもしれませんが……。
3. 排卵検査薬を利用する
本格的に妊活を始めてから、排卵検査薬も試していました。
生理最終日から約1週間~10日くらいで排卵する人が多いようですが、正確な排卵日は基礎体温表からは読み取れません。
そのため、別途排卵検査薬を購入し、生理最終日から5日後、生理予定日1週間前くらいまで毎朝検査していました。
ドイツのドラッグストアには「Clearblue」と呼ばれる排卵検査薬(Ovulationstest)が売っています。
液晶ではっきりと結果が見れるため、少し高くつきますがお勧めだと、ドイツ在住の方からも教えていただきました。
私は短期ですぐ妊娠を希望していたこともあり、毎月・毎朝これで検査するには資金がもたない……と思い、紙タイプの検査薬を使用していました。
私が使用していた排卵検査薬はこちらです。
排卵検査薬が50枚、妊娠検査薬が20枚入っていて、無料でダウンロードできるアプリを使うことによって排卵の強さをチェックできます。
アマゾンで購入できるの、もし気になった方は一度見てみてください。
専用のアプリは「Premom」で、無料でダウンロードできます(Android)。
私は日数的にも排卵日はこの日だと思う日の目安はいつもあったのですが(最終生理日から10日後)、この排卵検査薬ではその日に高い数値が出てませんでした。
排卵日にしては遅いかもしれないけど…と思いましたが、次の生理が来るまでこの検査薬で排卵チェックしていました。
基礎体温から予想していた時期よりも遅く、この排卵検査薬で高い数値が出たことがありました。その日の前後2日間に集中して子作りを試みました。
なんと、排卵にしては遅いだろうな~、多分しっかり計れていなかったのかな~と思っていたその月、妊娠していました!
また化学流産ということもあるので今回は生理予定日から10日後に付属の妊娠検査薬で検査。2日連続で陽性、その後 cleablue の妊娠検査薬でも検査したところ、全て妊娠していました!
病院で見てもらったのは最終生理開始日から8週間後のことで、病院でも妊娠していることが確定できました。
排卵検査薬をしていなかったら、もしかしたらその月は諦めて次の月を待っていたかもしれません。
妊娠はタイミングが大切なのだと知りました。
4. ストレスを減らす
妊活で何より大切だなと思ったのは、ストレスを減らす・なくすことでした。
ツイッターで妊娠しやすくなるにはどうしたらいいか?と妊活中にアドバイスを求めたことがあります。
多くの方が、ストレスをなくすことと排卵検査薬を使うことと回答してくださいました。
上記でもお伝えしたように、職業転換訓練中にすごいストレスがありました。
その訓練が終わった後に妊娠できたので、根拠はありませんが、やはりストレスが妊娠を妨げる要因の1つになっているのではないかと思いました。
5. 葉酸(Folsäure)およびDHAの摂取
妊娠してから接種する人が多いようですが、妊活中からも葉酸を接種しておくといいと思います。
私が妊活中に接種していた葉酸およびDHAについては、上記「3. 葉酸(Folsäure)の摂取」で紹介しています。
ちなみに、妊娠途中からは、「Femi Baby」という葉酸+DHAを接種しています。
この葉酸のサプリはドイツでよくある大きめの粒なので、私は半分に割って飲むようにしています。
ドイツだと dm や ROSSMANN でも買えます。
6. 体を冷やさない
最後に気を付けていたことは、体を冷やさないことです。
特にお腹を冷やさないようにしていました。
ドイツでは夏場だとお腹を出したファッションが若者の間でよく着られていたりしますが、妊活中はそんなファッションは言語道断!
まぁ年齢的にもしんどい歳ということもありましたが、妊娠したかったのでお腹や手足をできるだけ冷やさないようにはしていました。
意味があったのかはわかりませんが、夏でもお腹にだけは布団をかけたりと冷え対策はしていました。
まとめ
以上、私がドイツで妊活をしたときに気を付けていたことや実践したことです。
私と同じことをしたからと言って妊娠する訳ではないと思いますが、いくつか参考になれば嬉しい限りです。
ちなみに、私が通っているドイツの産婦人科では、1年妊活しても妊娠しない場合は Kinderwunsch といって、妊娠しにくい人のためのカウンセリングや処置をしてくれるところに案内してくれるとのことでした。
35歳以上になると高齢出産扱いされたり、妊娠も年齢とともに難しくなっていくと聞きますが、妊娠・出産は本当に奇跡だと思います。
私が初めて妊娠した時は32歳、出産が33歳になるのですが、それでも妊娠できるのか・妊娠中も子どもに何か悪影響はないかなどと神経質になっていました。
でも今は40歳近くになっても妊娠される方もたくさんいます。
焦る気持ちも不安な気持ちもあると思います。
妊娠をご希望の方、諦めず最後まで頑張って下さい。
でも、妊活で逆にストレスを溜めたり、人と比べたりしないようにしてほしいと思います。
ツイッターとかで妊娠報告しているツイートを見ると羨ましくなったりしますよね……。
私も妊活初期の頃はうらやましく思っていましたが、自分とは全く違う人なんですから、そもそも比べる必要もないんですよね。
当記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
私ももうすぐ臨月を迎え、初産がドイツとなり不安も多いですが、最後の妊娠生活を楽しみながら乗り越えたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!☺