おすすめ新記事 🆕 Leipzigの観光地22選

私が海外移住することになったきっかけと経緯について

私は2018年6月からドイツに住んでいます。

この記事を書いているのは2022年2月ですので、移住して来てから約3年半が経とうとしています(2015年~2016年のワーホリ期間を足すと4年半)。3年半…長いようで短かい。まだまだドイツ在住者としては新入りの方ではありますが、それでも色々と経験もしてきました。

今日は私が海外移住を果たすまでの道のりと、海外移住を決意するきっかけとなったことについてまとめていきたいと思います。


なぜドイツに?

まず私がドイツに興味を持ったのが2012年冬。
ちょうど大学を卒業する年だったのですが、ヨーロッパに旅行に行きたい!と思ったのがはじめ。

ヨーロッパの中でもドイツにどうしても行ってみたかったんです。なぜなら、ジブリの「風の谷のナウシカ」が大好きだったから!

…Σ(゚Д゚)

えっ?ナウシカってむしろ風車のあるオランダじゃない?って思った方。あなたは私よりも世界を知っています。

「ナウシカ=ドイツ」という私の勘違いからドイツ旅行が決定されました。そして当時、大学の友人に一緒に行かないか相談したところ、「お金がない」とのことで一人旅になってしまいました。


初めての海外旅行先は実はドイツではなく台湾。ご飯がすっごく美味しくてまた行きたいと思った。でも台湾で住みたい、とは思わなかった。

台湾旅行から数週間後にドイツへ一人旅。当時の私は英語は中学生レベル、ドイツ語はダンケ!(=ありがとう)しか言えませんでした。それでも、なぜかドイツ旅行は楽しくて楽しくて、ここにいつか住んでみたいと初めて思ったのです。これが、私がドイツを選んだ理由。


海外移住をしたきっかけとは

一人旅を終えた後は、当時日本で就職が決まっていたので、新卒採用された会社で3年半働きました。

新卒でまだ一社しか見ていないのに、なぜかこのままでは自分の人生終わってしまうと感じていました。こんな出世も出来ずあまりスキルも上げられそうでもない会社。でも最低でも3年は働かないと転職も厳しい…なんて昔の考え方がまだまだ強かった時です。しかもリーマンショック後の就活だったため、仕事を見つける大変さも知っていました。

仕事をしている時はストレスからか、毎年1回は胃腸炎になってました。

楽しかった時もあったけど、辛かったことの方が多かった。でもそれでも頑張ってこれたのは、大学卒業の時に行った一人旅のあの時の感情があったから。そう、ドイツに住んでみたい!という思いです。

私が海外移住をするきっかけとなったのは、そう、一人旅でした。


海外移住の経緯について

それでは、海外移住に至るまでの経緯をお話したいと思います。

ワーキングホリデービザ取得

私が新卒で働いていた会社を辞めると決意したのは入社して2年目でした。

このままじゃ終わる。どうせ日本で転職してもまたモヤモヤを抱えたまま生きる気がする。若い体力のあるうちに新しいこと初めてみたい!って強く思うようになってました。

海外で大切なものといえばやっぱりその国の言語だと思いますが、それ以前に海外で生活していくだけの余裕な資金がまず必要だと思いました。当時新車を買っていた私。車のお金を払いながら節約し貯金。20代前半とは思えないとほど、カフェにも行かなかったです。

それでも1年半で250万円頑張って貯めました!もちろんその前にも貯金はあったので1年半で250万すべてを貯金した訳ではないですが、結構節約していたと思います。

会社を辞め、大阪にあるドイツ領事館でワーキングホリデービザを取得。いざ、ドイツへ出発です!


ドイツ語が嫌いになり日本へ

ワーホリに行ったのが2015年10月。

はじめの7カ月間は語学学校に通い、A1-1からB2-2までドイツ語を勉強していました。ドイツに来る前も少しは独学でドイツ語を勉強していましたが、何せ週6日勤務の会社だったため勉強する時間がなかったのです。そのため、ほぼドイツ語初心者。

B2を終えた時、自分の限界を感じました。英語もまだ中学生レベルだったし、外国語をどう勉強したらいいのかわからなかったんですよね。それでもある程度会話は出来ていた。


B1の終わりまではミュンスター(Münster)にある語学学校、B2はライプツィヒ(Leipzig)にある語学学校へ通っていました。ライプツィヒでは、2013年からずっと連絡を取り合っていたドイツ人の友人のアパートに一緒に住まわせてもらい、家賃0ユーロ+ドイツ語ネイティブと無料の会話のおかげで私のドイツ語もかなり上達したのを感じます。

それでも、ドイツ語は難しかった。ワーホリビザ切れたら語学学校ビザでとりあえずの滞在許可を延長できるかもしれないけど、正直ドイツでドイツ語で仕事するのは無理だって自分で決めつけてしまってました。


日本へ帰国するも、ドイツが恋しくなった

日本へ帰国した後は仕事を掛け持ちして、1日13時間労働をしていました。
なぜなら、またドイツへ行きたいと思ったからです。日本へ帰国して、なぜあの時簡単に帰国を決意しちゃったんだろうって後悔しました。

私がまたドイツへ行きたいという思いと半面、両親は再びドイツに行くことを反対していました。海外にほぼ行ったことのない両親(父だけは昔韓国に行ったことがあるよう)はワーホリ中かなり心配していたようです。

それでも私はもう一度行きたかった!また自分の決意が折れないか、弱ったれた考えの私でもまた海外で生きていけるのか、何か生き方を変えることが出来るのか知りたかった。そして叶えたかった。


結婚と同時に、ドイツでの永住が決まった

再びドイツに来たのが2018年6月。
実はとある日本人の方の元で仕事をする予定だったのですが、色々とあり1カ月も経たず去ることとなりました。同時に住む場所もなくなり、ドイツに来て1カ月目の時ホームレスになりかけました。

運がよかったのか、ドイツ人女性の友人がたまたまルームメイトを探していたので入居できることに。C1ドイツ語を勉強するために語学学校に通いながら就活するも、私のスキルや経歴的には日系企業の事務系しか仕事を見つけられそうにありませんでした。やっぱりドイツで場所関係なく仕事するなら手に職といえるようなスキルがあった方がいいなと思いました。


その頃からドイツにある職業訓練制度(Ausbildung)といわれるもの探し始めていました。面接+筆記テストも受けインターンシップまで持ち込めたところも。なぜか返信がなく新たに探しては面接、の繰り返し。

そうこうしている内にワーホリ中に住まわせてもらっていた友人とお付き合いすることになり、2019年早いことに半年で結婚することになりました。当時お互い知り合って6年経っていて、知り合ってから毎日連絡が途切れたこともない仲でした。両親以上に打ち明けられる、そんな存在だった。

結婚に伴い一度Ausbildung探しは中断。結婚の手続き等にまず専念し、落ち着いたら何か初めて行く方針となりました。そして2019年8月末から現在は職業転換訓練(Umschulung)というものをしており、8月末で終わりです。

1つ前の記事で職業転換訓練(Umschulung)について紹介しています。

ドイツで新しい職業にチャレンジ!Ausbildungと同じ資格が取れる、2年間の職業転換訓練(Umschulung)について


色々と方針を変えながらも、今では海外に移住するという目標は達成できています。

ドイツへ一人旅に行ったのが私の中での人生の岐路といわれるところだったのかもしれません。でも、あの時に一人旅をしていなかったら、私はずっと日本で住んでいただろうと思います。


最後に

人生って何があるか本当にわかりません。

でも何かを変えるためには、今いる「環境」を変えなければいけないと思います。私の場合、新卒の会社を辞めたこと。そして新しい環境に身を置いたこと。

そして良くなるか悪くなるかは、時には運の問題もあるけれど、前提に自分の判断になると思います。悪いなら良くなるように変える。変えるためには努力する。


私は今ドイツに住んで、しんどい時もありますが幸せです。

正直言うと、初めはしんどいことの方が多いと思います。新しい環境に慣れなければいけず、そして外国語を覚えて生活していかなければなりません。文化も違うし、考え方違う。自分を全て変える必要はないけれど、新しい環境に合わせる力というのは必要かと思います。


アニメ「進撃の巨人」のアルミンが言っていました。

何も捨てることができない人には、何も変えることができないだろう

海外移住するために何かを捨てる必要はありません。海外移住の場合、捨てるのではなく「変える」のです。そしてもし変えた先が良くなかったら、元の環境に戻ってもいいしまた違う環境に変えてもいいし。

変えるための一歩を踏み出すかどうかはあなた次第。私は変えるという決断をした。そして今の私がいるのだと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆さんの海外移住のお話もお聞きできたらと思います。よければコメントにてあなたの海外移住経験談を書いていただけると嬉しいです☺


海外生活で学んだことはこちら↓

海外生活4年目、海外生活で学んだこと5つ!住んでみて分かった海外での暮らし



海外生活で楽しいことをまとめた記事もおすすめ!↓

海外生活で楽しいと思う瞬間5選!日本に3年帰れていないドイツ在住者の海外生活の楽しみ方


当ブログでは、海外移住や国際結婚、HSPをメインとしたメンタル系の記事を書いています。

記事更新通知はツイッターにて行っていますので、まだフォローしていないという方はこの機にフォローお願いします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA