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結婚したら名字変える?夫婦同姓 or 別姓 or ダブルネーム?ドイツで国際結婚


Mizuki
Mizuki

みなさん、こんにちは!

ドイツ在住のMizukiです。


2019年7月、私はドイツでドイツ人男性と結婚しました。

結婚に伴い、私達の名字をどうするかという話し合いもし、お互いが納得した上で決めました。

夫婦別姓なのか、夫婦同姓(片側の名字)、それともダブルネームかというテーマで当記事では私達の決断についてお話していきたいと思います。


私と旦那が出会ったきっかけや経緯については別記事で紹介しています↓

運命の出会い!?1歳年下のドイツ人男性と出会って結婚するまで


ここでは、私達が選んだ名字の選択とその理由についてご紹介します。

結婚後の名字をどうするかはそれぞれの夫婦次第。当記事はあくまでも1組の夫婦が選んだ選択という形で参考にしてもらえると幸いです。


ドイツで選択できる名字の種類

ドイツで結婚する際、夫婦の名字は以下の3パターンがあります。

  • 夫婦別姓
  • 夫婦同姓(片側の名字のみ)
  • ダブルネーム


夫婦別姓とは名前の通り、夫婦ともに結婚前の名字を結婚後も保持することです。

夫婦同姓の場合は、片側の名字を選び、夫婦ともにその名字を保持することです。そのため、1人は結婚しても名字が変わりません。

ダブルネームの場合は、両方の名字を前後(並び順は自由)にマイナス(-)の記号で繋げた名字です。例えば、「サトウ-ミュラー(Sato-Müller)」のような感じですね。


私達の選択について

私達はドイツで結婚したので、全てドイツの法律に基づいた婚姻をしています。

婚姻する際には名字をどうするか決めなければなりません。


私達が選んだ名字の方法は、「夫婦同姓」です。

どちらがどちらの名字を選んだかというと、私(妻)が旦那の名字を選びました

私の生まれてから持っていた日本の名字は旧姓となり、結婚してからは旦那の名字が私の新しい名字となりました。


理由と考え

私達が夫婦同姓で旦那側の名字を選んだ理由は3つあります。

  1. 私が旦那の名字をとることを望んだから
  2. ドイツで住むには便利だから
  3. 子どもが生まれた時のことを考えて

それぞれの理由を詳しく説明していきます。

1.旦那の名字を選んだ理由と考え

私がなぜ望んで旦那の名字を選んだのかというと、まず旧姓があまり好きではなかったからです。

私の旧姓はとても短く、あまりかっこいい名字でもなかったから昔からあまり好きではありませんでした。

ただ、私の旧姓はドイツでも通じるような発音で、似たような発音の名前の川の名前があるとのことでした。しかしそれは旧姓を維持する理由にもなりませんでした。

旦那は私の旧姓で夫婦同姓でいいと言っていましたが、私の個人的な要望から旦那の名字を選びました。

しかし、旦那の名字もドイツでは典型的な名字で(※ミュラーではないです!笑)、あまりかっこいい響きではないのですが、私の旧姓よりはましかな…というところで落ち着きました。

2.ドイツで便利な理由と考え

旦那の名字は誰が聞いてもドイツ人だと分かる名字で、しかも発音しやすい名字です。

そのため、私がその名字を選ぶことによってドイツ人にとっても簡単で覚えやすくなるからです。

また、本来あってはいけないことなのですが、外国の名字だと就活に不利だと聞いたこともあります。移民が多いドイツではそこまで強い差別はないのかもしれませんが…。

旦那の名字にしてから聞き直されることはほぼありません。

むしろ下の名前「Mizuki」の「z」がたまに読めなかったり間違った発音で呼ばれたりします。


3.子どもが生まれた時のことを考えて

3つ目の理由は、子どもが生まれた時のことを想定して夫婦同姓にしました。

もし私達夫婦が別姓の場合、子どもはどちら側の名字を持つのか?と疑問に思いました。

そう考えた時、夫婦の片側は子どもと同じ名字を持てるけど、もう片側は別姓なのだと考えるとそれは寂しいと思ったからです。

また、子どもにとってもややこしいのではないか?と思ったのです。「お母さんの名字は〇〇で、お父さんは△△。」慣れの問題なのかもしれませんが、旦那も私も両親が夫婦同姓だったため、どうしても夫婦別姓が想像できなかったのです。


ちなみに、ダブルネームにしなかった理由は、

  • 名字が長くなりすぎるから・覚えにくいから
  • 日本での手続きが面倒くさそうだから

です。

ドイツ人同士のダブルネームの人が身近にいるのですが、組み合わせによっては発音が本当に難しいんです。

私達の場合はどちらも簡単な発音の名字ですが、ダブルネームは正直言うと初めから候補にありませんでした。


選択に後悔はあったのか?


旦那の名字を選んで後悔したことといえば、やはり日本で使っていた銀行口座や保険等の名字の変更ですね。

でも、正直言うとあまり後悔はありません。旦那の名字を選んでよかったと思います。

名字が変わって聞き慣れるまではとても違和感を感じていましたが、今では旧姓ってなんだったっけくらいの勢いでしっくり来ています。


また、これは本当かどうかは確かではありませんが、夫婦同姓にしてしまった場合、今後夫婦別姓やダブルネームにするには手続きが面倒と聞いたことがあります。

通常の役所だけでは変更ができず、ちょっと複雑になるのだとか…。

ちなみに、ダブルネームだと日本での手続きが大変とも聞きました。あくまで全て聞いた話なのですけどね。

どちらにせよ、名字の選択はよく考えてから行うことをお勧めします。


最後に …

結婚する際の名字の選択って難しいですよね。

夫婦別姓だと手続きは比較的簡単だし、万が一離婚したとしても周りからはあまり気づかれない。逆に結婚しても気付かれないってこともありえますが(笑)


私達は夫婦同姓で旦那の名字をとりましたが、みなさんは結婚した後の名字はどうされましたか?

よければコメント欄に、選択した理由とともに書いていただけると嬉しいです。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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