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職業訓練(Ausbildung)や職業転換訓練(Umschulung)中のメンタルの維持方法


Mizuki
Mizuki

みなさん、こんにちは!



みなさんは、何か新しいことを始め、慣れるまでのメンタルはどう維持されていますか?

例えば、新しい職場に慣れるまでのメンタル維持や、留学や海外移住して慣れるまでのメンタル維持などです。

もちろん、他の場合でも何でもいいです。

新しい環境に身を置いた時、メンタルを維持するのは難しいですよね。


今日は、何か新しいことしている過程でのメンタル維持についてまとめてみたいと思います。


私はドイツに移住してきて、就活、結婚、そして職業転換訓練(Umschulung)というのを始めました。


職業転換訓練(Umschulung)って何?という方はこちらの記事を先にご覧ください↓

ドイツで新しい職業にチャレンジ!Ausbildungと同じ資格が取れる、2年間の職業転換訓練(Umschulung)について


あと少しでこの職業転換訓練も終わるのですが、この訓練中、メンタルを維持するのは本当に難しかったと感じています。

私が訓練中にくじけてしまいそうになった時の対処法と、訓練中に行ったメンタルの維持方法についてまとめていきたいと思います。


この記事に向いている人
  • 新しいことを始める人・始めた人
  • 職業訓練(Ausbildung)や職業転換訓練(Umschulung)を始めたい人・始めた人
  • 大学などで、新しいことを勉強し始める人・始めた人


何か新しいことを始めてすぐの時は、やる気と熱意で乗り切れることが多いです。

でも、どんな人でも過程でつまずく時はあるもの。

そんな時にふとこの記事を思い出し、当記事でまとめたメンタルの維持方法を試してもらえると嬉しいです。


私のメンタルが崩れかけた時


私は2020年8月から、ドイツで職業転換訓練(Umschulung)をしています。

職業はプログラマーです。当たり前ですが、ドイツで行う職業転換訓練なので授業はすべてドイツ語です。

職業転換訓練を始めた時の私のドイツ語はB2~C1くらいだったのですが、やはりネイティブの話す速いドイツ語についていくのが精一杯で内容を頭に残すのがとても大変でした。

ストレスから歯ぎしりをし始め、ある日突然顎に強い痛みを感じ、数日口を大きく開けられず食べ物も食べられないことがありました。それ以来、マウスピースを付けて寝なければならなくなりました。

また、職業転換訓練を始める前と比べてかなり白髪が増え、目の下のクマが酷くなりました


悔しくて泣いたことも、うつ病なんじゃないかと思うくらい気持ちが落ち込み、情緒不安定な時が何度もありました。

もともと社会に出るのが好きではない方なので、学校に行くだけでもかなり頑張っていた方だと思います。そんな私のメンタルが壊れかけた時は、中間試験前でした。


私達が受ける試験から新しい採点基準が設けられることになり、これまで採点対象外だった中間テストも最終試験に合算されることになりました。つまり、中間テスト対策もしっかりしないといけませんでした。

Mizuki
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これまでの採点基準だと、中間テストは何点取ろうと問題ありませんでした。落ちても問題なかったのです。しかし、今回から中間テストの結果が最終試験に換算されることもあり、中間テストで悪い点を取ると最終試験にも影響を及ぼすのです。

また、問題は全て選択だったので分からなければ適当にチェックをつけていたらよかっただけの問題形式だったのですが、私が受ける試験から全て文章で答える形式の問題になりました。


試験前というのは、プレッシャーとの戦いになります。

そのため、試験前のメンタルは通常よりも維持が難しいのです。そして、試験は中間テスト前と最終試験前で2回あります。そして、今回からの新しい採点基準で大きく試験問題が変わったため、学校側もどんな試験対策をするか分からないという状況での試験対策でした。

中間テスト前に私はメンタルを崩してしまい、普段穏やかでいられる状況でも凄くイライラしたり、愚痴ばかり言う毎日でした。そして無性に焦りと不安に襲われるのです。

私以外のクラスメートもよく文句を言い始めていたので、おそらくみんなプレッシャーを感じていたんじゃないかなと思います。


メンタルの維持方法

1.楽観的になる


メンタルを維持するための方法の1つ目は、「楽観的になる」ことです。

実はこれがメンタルを維持するにあたって一番最適な方法だと思います。ただ、完璧主義な方だとこれがかなり難しいのです。

私は比較的完璧を求めてしまいがちで、しかも真剣に取り組む性格のため、楽観的になることがとても難しかったです。というか、楽観的になることはダメなことだとさえ思っていました。


ではなぜ楽観的になることが結果的に良いのかというと、完璧を求めすぎると終わりがなく、完璧に出来なかった時に立ち直れなくなり、先に進めるものが進めない状態になってしまう場合があるからです。

中間テスト前までの私はまさにその状態でした。試験前だけじゃなく、それまでの授業中でも同様。頭に入るものも入らず、周りのクラスメートが頭いいだけなのだと勘違いさえしていました。

でも、最終の筆記試験の前、ある程度プレッシャーも感じていたけれど中間テスト前ほどメンタルは崩れませんでした。それはなぜか?


中間テストはギリギリだけど合格していました。しかし、最終試験は中間テストより難しい。そのため、80%くらいの確率で1回の受験では受からないだろうと思っていたからです。

言わば、半ば諦め状態。でも、完全に諦めた訳ではありません。

諦めたのではなく、落ちてもまだあと2回受験するチャンスがあるし、もし最終的に資格が取れなくても死ぬ訳ではない。独学で勉強し続けてもいいし、違う職種に挑戦してみてもいい。それより、今という時間も楽しむ必要がある。と、前向き・楽観的に考えたのです。

そうやって楽観的に考えられるようになってから、授業中も試験対策中も、メンタルを潰すことなく温和に過ごすことが出来ていました。むしろ、その方が物事がうまく進んでいました。


メンタルというのは考え方で変わるものです。

どうやってメンタルを維持するかは、自分の考え方次第で大きく変わってくるので、何事もある程度楽観的になった方がいいと思います。


訓練中に後悔したことをまとめた記事も合わせて参考にしてみて下さい↓

これから職業訓練(Ausbildung)や職業転換訓練(Umschulung)を始めたい人へ伝えたい、私が訓練中に後悔した事とアドバイス


2.吐き出せる人を見つける


ストレスが溜まっていると、人間どうしても文句を言いたくなります。そして文句が言えないと、更にストレスが溜まっていく一方です。

いいことも悪いことも、口に出して誰かに聞いてもらうだけで気持ちがすっきりするのです。

確かに、誰かに文句を聞いてもらったとしても物事は解決しません。しかし、口に出して自分の思いや気持ちを自分の中から吐き出してしまうと、ストレスも減っていくように感じられるのです。


私の場合、プログラマーという職業からか、クラスメートに女性がいませんでした。

同じ境遇で頑張っている同性の人がいたら、お互い励まし合ったり文句を言い合ったりしてすっきり出来ていただろうと思います。そして、そういった存在の人がいると、辛いことがあったとしても自分だけじゃないと思え、頑張れたりするんですよね。

私の場合はそんな人がクラスにいなかった。でも、唯一私の愚痴をいつも聞いてくれる人が身近にいたのです。


その人は私の旦那なのですが、旦那も職業訓練(Ausbildung)経験者のため、職種は違えどある程度状況は分かっていました。そして、何より私が心を開いている人だからこそ、思いの内を全て旦那に吐き出せていました。

聞かされる方は面倒だし突っ込みどころたくさんだろうと思いますが、聞いて貰ってる側からすると大きな助けとなるのです。だから、職業転換訓練中の旦那の存在はすごく大きかったです。

みなさんも可能なら、そういった人を1人でも見つけられるといいと思います。クラスメートでもいいし、友達やパートナー、近所の人など。できれば直接会って話せる身近な人がいいと思います。


3.他人のことは気にしない


自分のためにやっていることでも、誰かから支援を受けている場合、誰かのためにと無理やり頑張っているという場合があります。例えば、大学に入学して途中でどうしても続けられなくなった場合があるとします。

大学の資金を両親が出してくれているとなると、やっぱり自分のためだけじゃなく資金を出してくれている両親のためと思い、しんどくても無理矢理続けている状況です。

途中で辞めてしまったら負けた気がするし、周りになんて思われるか心配になることもあるかもしれません。


これらの行動は、他人のことを気にしすぎて自分のメンタルを潰しかねません

確かにお金が絡んでくると自分だけの問題ではなくなりますが、メンタルを崩してまで続けてほしいと両親は思わないはずです。

何事も話し合いが大事ですし、自分の人生なのですから、他人のせいで自分の人生を犠牲にする必要がないことも頭に入れておきたいところです。


最後に …


今回は職業訓練(Ausbildung)や職業転換訓練(Umschulung)中のメンタル維持について書きました。

しかし、当記事で記載したメンタルの維持法は他の場合でも通用すると思います。

例えば、転職して新しい職場に身を置いた場合。昇進するため、職場の人達とよい関係を築いていくために努力する方が多いと思います。

特に初めの頃はメンタル維持が難しく、普通なら問題ないことも失敗したり思うようにいかなかったりします。


本来の力を発揮するためにも、メンタル維持は大切です。

ぜひ、当記事で紹介したこと3点を実践してみて下さい。

  1. 楽観的になる
  2. 吐き出せる人を見つける
  3. 他人のことは気にしない


ドイツにある職業訓練(Ausbildung)や職業転換訓練(Umschulung)の違いについては別記事をご覧ください↓

職業訓練(Ausbildung)と職業転換訓練(Umschulung)どっちするべき?ドイツ商工会議所(IHK)の資格を取ろう!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

当ブログでは、海外移住や国際結婚、HSPをメインとしたメンタル系の記事を書いています。

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