みなさん、こんにちは!
みなさんはどんな職業が理想ですか?
私の理想の職業はクリエイティブな職業です。
クリエイティブと言えば「物作り」なのですが、私は昔から手を使って何かを作ることが好きで、そういった職業が理想です。
でも、これまでの人生でそういったクリエイティブな仕事に就くことがありませんでした。
理想と現実はたまに違ったりします。
してみたいと思う職業があっても、就職できるチャンスや給料が低いものであったり、環境・状況によっては諦めなければいけないことだってあります。
でも、出来るなら挑戦してみたくないですか?
ドイツには、新しい職業に挑戦するシステムがあります。
もちろん条件によっては挑戦できない場合だってあるかもしれませんが、希望の職業さえ見つかればドイツでも再スタートは可能。
現に、私はプログラマーという職業に転換しようとしているところなのです。
ドイツの職業訓練(Ausbildung)や職業転換訓練(Umschulung)についての記事は以下、別記事をご参照ください↓
当記事では、新しい職業に挑戦できるというドイツにある職業制度、職業訓練(Ausbildung)や職業転換訓練(Umschulung)を始める前に、どんな職業を選ぶべきなのか?というテーマでまとめています。
職業選びは本当に大事!間違った選択をして無駄な時間を過ごさないようにするためにも、当記事を参考にしてみて下さい。
目次
職業を選ぶ際に大事なこと
理想と現実を見極めること
冒頭で、私の理想の職業について述べました。そう、クリエイティブな職業です。
クリエイティブな職業と言っても幅広く、家具職人や陶芸家、グラフィックデザイナー等々…何かを作る職業であればクリエイティブな職業になります。
クリエイティブな職業なら何でもいいのかというとそうでもなく、自分がしてみたいことと自分が出来ることが一致しているかが大切だと思っています。
実は、私はグラフィックデザイナーにも興味があったのですが(理想)、絵を描くのが得意ではない(現実)のです。
理想だけでは仕事としてやっていけず、現実を見ないといけないこともあります。
また、私は陶芸家にも興味があって、可能なら陶芸家の職業訓練をしてみたかったです。陶芸家なら自営業として活動することもできるし、手を使った仕事なので私にも向いていると思いました(理想)。でも、自営業をするにも陶芸のための機械や材料が必要だし、少しリスクが高いと思い辞めました(現実)。
他の職業であっても同じことで、「プログラマーになりたいけどコンピューターが苦手・嫌い」「キャビンアテンダントになりたいけど飛行機に乗るのが怖い」など、理想と現実が一致していない場合はその職業を諦めるしかありません。
自分が出来る範囲のもので、これならしてみたい!面白そう!という職業を選ぶことが大切です。
現実的か考えること
始めてみたいと思う職業が、あなたにとって現実的なものかどうか一度考えてみてください。
その職業で生活していくことはできますか?
親元で過ごしている内はいいのですが、自立して一人もしくは家族と生活しないといけないという場合、理想だけ追いかけると生活できない場合あります。
それに、理想をあまりに追いかけすぎると喪失感が増え、人生の意味を感じなくなる場合だってあります。
それでも諦められないということありますよね。
そういう場合は、趣味や副業として挑戦するのが一番なのかもしれません。もちろん短期集中型には慣れないので、時間はかかるしそのうち諦めてしまうかもしれません。
もし現実的ではないけど今すぐ始めたい!絶対諦めたくない!という方は思い切って始めてみていいと思いますが、かなりの苦労が待ち受けているという「覚悟」の上で始められるといいと思います。
やったことに対する後悔と、やらなかったことで経験する後悔の大きさは、時間が経ってからかなり大きく異なると感じることがあります。私はやらなかったことで後悔した時の後悔の方が後々悔やむことが多かったです。
私がドイツで職業転換訓練(Umschulung)を始めたのも、このやらなかったことで経験する後悔を避けるためでもありました。ただ、本当に苦労しましたよ!
他人の評価は気にしないこと
よく、プログラマーってかっこいい職業だし、独学でも始められるということでプログラマーを目指す人多いですよね。
かっこいいと思う理由は、やはり他人の評価を気にしているからだと思うのです。
でも、プログラマーという職業に憧れて始めた人の中でも、結構途中で辞めていく人も多いんです。常に新しい知識やスキルが必要な業界だし、学習中につまづき諦めたくなることもあるんです。
せっかく始めたのに、途中で辞めるのって勿体ない気もしますよね。
しかもそれが他人の評価を気にしてのことで始めたのなら尚更、辞めることに悔しさと情けなさが残るだけだと思うのです。
これはプログラマーという職業の一例ですが、他の職業でも同じこと。
どんな職業も素晴らしいと思いますし、まず自分がしてみたいと思う・自分がその職業をしていて楽しめるという職業で、なおかつそれで生きていけるのであれば何でもOK!
他人の評価で職業選びなんてする必要は全くないのです。
職業の選び方
上記「職業を選ぶ際に大事なこと」を元に、職業を選ぶのが一番だと思います。
でもどうやって具体的に職業を選ぶの?と疑問になりますよね。そういう場合は、
- 職業一覧などとインターネットで検索し、職業名を並べてみる
- 気になる職業(複数選ぶこと!)を徹底的に調べてみる
- インターンシップなどでまずは興味のある職業を体験してみる
- 実際にその職業で働いている人に聞いてみる
- …
これらをまず試してみるといいと思います。
ドイツで職業訓練(Ausbildung)をしたい人は、「Ausbildung.de」というサイトがおすすめです!Ausbildungで出来る職業を検索したり、ドイツ各地のAusbildungの求人を検索することができます。
Ausbildungの多くは8月・9月スタートのところが多く、募集開始はAusbildungが始まる半年以上前から始まっています。
特に大きな企業は早くから募集しており、例えば8月から始まるAusbildungであれば、その前の年の10月くらいから求人を探し始めるくらいがいいです。
Ausbildung開始の3ヶ月前にはもうほぼ求人はないと思ってもいいくらい、企業も早くAzubi(研修生)を確保しておきたいからです。そのため、Ausbildung希望の方は1年前行動くらいでちょうどいいと思います。
私がAusbildungを探していた時は、主にこの「Ausbildung.de」を利用していました!
返事が帰ってこない企業もあれば、連絡があり面接させてもらえる企業も結構たくさんありました!
上記に挙げた以外にも、職業を選ぶ方法なんて他にもいろいろあります。ただ、どの職業に絞るかが難しいのです。
私のように大人になってから転職するという場合、高校時代に一度体験した「将来の選択」をしないといけないのです。高校時代は大学等に進学するか就職するかの選択でしたが、大人になると、大学等で学び直すか転職するかの選択です。
そもそも知識が少ない高校生で1つの職業を選択しろというのは難しい選択だったと思います。そのため、高校当時「夢の仕事」がなかった人は、どの職業が自分に向いてるんだろう?と思ってませんでしたか?
大人になってから転職する際、当時と違うことは、高校生の時よりも知識が多いことと、「自分には何が向いているんだろう」という疑問から「自分には何が出来るだろう」という疑問に変わっていると思います。
それに、いろいろな職業を体験できるのは実はいいことだと思うのです。
日本では、1つの会社に長く働けば働くほどいいとされてきていましたが、現代のドイツでは転職すればするほど基本は給料があがる傾向があります(例外あり)。
それと同様、様々な職業を経験しているということは、知識が多いということ。ただ、数カ月とかで辞めてしまったものは数えられませんが…。
職業を選ぶ際は、まずどんな職業があるのかを知る、そしてその職業ならやっていけそうかどうかを見極めるのが大切になってきます。
特に、ドイツにある職業訓練(Ausbildung)や職業転換訓練(Umschulung)をするという場合、最低でも2~3年訓練に時間を費やすのです。
途中で辞めることもできますが、辞めるための条件があったりと難しいことも。そのため、始める前の事前の職業選びが大切なのです。
もしドイツでAusbildungやUmschulungを考えている人はこちらの記事もご参考に↓
職業転換訓練(Umschulung)を始める前に知っておきたいこと・注意したいこと私が「プログラマー」という職業を選んだ理由
私がプログラマーを選んだ理由は2つあります。
1つ目は、自宅でも仕事が出来そうな職業だから
つまり、プログラマーはフリーランスや自営業としても仕事が出来る可能性がある職業だと思ったからです。それに、プログラマーはホームオフィス(テレワーク)も可能な職業です。
もちろん他にもフリーランス・自営で仕事が出来る職業はありますが、その中でも一番「無難」だったからです。
いっぱい仕事を受けてもお金にならないフリーランスの仕事も世の中にはたくさんあります。その中でも、単価ができるだけ高めのものがやはりプログラミングだったのです。
また、将来性もまだまだありますしね。これから需要が減っていくような職業の場合、苦労して始めてもまた転職となるのも大変ですから…。
2つ目は、プログラミングに興味があり、実際に体験して楽しい・出来るかもしれないと思ったから
私がドイツで職業転換訓練(Umschulung)を始める前、2週間程あるドイツ企業でプログラマーのインターンシップをしたことがありました。
また、独学で少しだけですがHTMLとCSS、JavaScriptを勉強していたことがあり、その時に楽しいと感じたからでした。特にホームページをデザインしたり作ったりするのが楽しいと感じました。
ただ、ほんの少しかじっただけだったのでほぼ知識ゼロに近かったのですが(笑)
本音を言うと、職業転換訓練中もっと奥深く学んだ時、挫折したくなる気持ちも出てきていました。その反面、まだ出来る!と思う自分もいました。でも、事前に職業選びをしていたおかげで、他の職業への浮気心は出なかったです。
何はともあれ、私がプログラマーという職業を選んだ大きな理由は、「自宅・リモートでも出来る仕事」で「自分が出来そう・楽しいと思える」のこの2つです。
最後に …
職業選びって難しいですよね。特に、考えれば考えるほど難しいと感じるものです。
そんな時は、当記事の「職業を選ぶ際に大事なこと」で書いている3つのことを思い出してみてください。すぐには答えが見つからなくても、職業選びをする際のヒントとして役立つと思います。
もし、それでも一度職種選びを失敗してしまっても大丈夫!
人生は諦めない限り続くのですから、何歳からでも新しい職業にチャレンジしていっていいと思いますよ!☺
あと、仕事をするだけが重要ではないということも加えて覚えておきたいところです。そんなことを言うとこの記事に反してしまいそうですが、仕事だけが人生ではなく、人生は楽しみを見つけながら生きていくものだと思っています。
だから、自分にはやっぱり職業選べられないわって人がいても大丈夫!色々と試行錯誤しながら最適な「場所(仕事をしている自分・仕事をしていない自分)」を見つけていくのも人生の醍醐味だと思います。
逆に言うと、仕事をしながらでも人生を楽しむことが大切となってきますね。
私はドイツで職業転換訓練(Umschulung)というものをし、もうすぐ卒業となる訳ですが、始めて後悔したこともありましたが今では「あの時始めてみてよかったな」と思うことの方が多いです。
私自身も、もしかしたら今後違う道に進む可能性だってあります。でも、学んだものが無駄にならないと私は思います。それに、方向性が似ていたら違う職種でも役立てる可能性はかなり高いですからね!
職業選びは難しいですが、諦めない限りいろいろな方向性を見つけられると思います。
この記事が少しでも職業選びの際にお役に立つと嬉しいです。
今回の記事では「職業選び」について書きましたが、逆に私が選んだ職業「プログラマー」になりたいと思っている人のために、プログラマーに向いてる人・向いていない人などのテーマの記事も書いてみようかなぁ。プログラマー目指す人が多いから、逆に簡単に選んではいけない理由とかも紹介すると面白いかも?何かご希望があればコメント欄で教えて下さいね☺
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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